パパ活デートクラブのコラム | 高収入アルバイトの「青山プラチナ倶楽部」

　短大を卒業し、OLとして働き始め、ごく普通の生活を送っていました。 特に家が裕福だったわけではありませんし、多分これから誰か好きな人ができて結婚して、普通の家庭を築いていくのだろうと思っていました。 もちろんそういった平凡な人生が嫌だということはありませんでしたが、ちょっと寂しい気持ちにもなっていました。 そんな時に高校時代の友だちが会社社長と結婚したという話を耳にしました。 彼女のSNSを見ると、ヨーロッパ旅行に行っている写真が載っていて、ちょっと羨ましいなと思うようになりました。 そしてどうやったら玉の輿に乗れるのだろう、セレブ男性と出会えるのだろうと不思議に思っていました。

　彼女がどうやって会社社長と出会ったかはわかりませんが、いろいろネットで『セレブ男性と出会う方法』を模索してみました。 “赤坂や銀座のバーで出会える”という情報を鵜呑みにして行ってみても声を掛けられることはありませんし、異業種交流会もどうやって参加するのかもわかりません。 高収入の男性しか参加できないお見合いパーティにも2回くらい参加しましたが、カップルになれませんでしたし、そもそも好きになりそうな男性はいませんでした。 それでいて女性は会費が高くてとてもじゃありませんが何度も参加できませんでした。 そんな時にネットで知ったのが交際クラブ・デートクラブの存在でした。 交際クラブ・デートクラブの入会金や会費は、男性側は非常に高額で、まさにセレブしか入会しないだろうという感じです。 特に高級交際クラブ・デートクラブはなおさらです。 それでいて女性が基本的に無料で、デートすれば交通費としてお小遣いまで頂けるという夢のようなものでした。

　そんなうまい話があるものか、と不安に思いましたが、信頼できそうな交際クラブ・デートクラブだったので入会してみようと思ったのです。 ですが、女性も入会審査があるようで容姿端麗な方しか登録できないようでした。 実際に面接がありましたので、それが審査だったのでしょう。 ただ運よく入会することができました。 質が高い女性しか登録できないのに、審査が通ったというだけでちょっと自信になりました。 ただ嬉しいとは言っても、それほどの容姿ではないと思っていましたので、綺麗な女性が多いという中で私にデートのお誘いが来るのだろうか、という不安はありました。 ですが、登録してから10日くらいでセッティングの連絡がありました。 入会した目的はセレブ男性と出会うためだったのですが、この頃はそれも忘れ『誰でもいいから誘ってほしい』という気持ちでした。 ですので、連絡があった時は、どのような方かも知らないのにとび上がって喜びました。

　ただ、いざデートの日になると本当に緊張してしまいました。 美容室に行って、とびっきりのオシャレをしてデートに臨みました。 どんな男性かは分かりませんが、一生懸命楽しませないと、という気持ちでいっぱいでした。 やってきた男性は50代といってもとてもスリムでカッコいい男性で、会社を経営している方のようでした。 既婚者なので私の本来の目的とは離れてしまうのですが、そんな気持ちは一切なく、とにかく楽しい時間を過ごさせようと頑張っていました。 男性はとても喜んでくれて、また今度も誘っても構わないかなといってくれました。 その時も高級料亭での食事でとても美味しかったのですが、あまりに緊張しすぎて覚えていません。

　それからは徐々に交際クラブ・デートクラブを介してのデートも慣れてきました。 その頃に出会ったのがGさんでした。 Gさんは30代後半という比較的若い男性でしたが、会社の経営者というセレブ男性です。 年齢が近い（他の男性に比べれば）ので、とても気楽に話ができて共通点も多かったので、一番私が楽しめたデートでした。 私は平凡な人生を送ってきたので、特にこれといった趣味もありませんでした。 ですが、Gさんはとてもアクティブな男性で、しかもお金持ちですからその趣味が本当にすごかったです。 クルージング、絵画鑑賞、自宅にはシアタールームがあって、ダイビングやジェットスキーもやっているようなのです。 読書やちょっとかじったことのあるスノボとはわけが違いました。 Gさんとは本当に仲良くさせていただき、趣味を一緒に楽しませてもらいました。 はじめ恐る恐るでしたが、ハワイで体験したスキューバダイビングは感動的でしたし、クルージングも心が洗われる感じで違う世界が広がった感じがします。 もちろんこの頃にはデートだけのお相手という関係ではなく、恋人同士になっていました。 まだ結婚という段階には至っていませんが、Gさんと結婚したら私が想像していた平凡な人生とは違う人生になるだろうな、という期待があります。 お金持ちになりたい、セレブ女性になりたいというわけではないのですが、こういった世界を体験できるのも悪くはないです。 違う世界を見させてくれたGさんと、Gさんを紹介してくれた交際クラブ・デートクラブ、そして私がセレブな生活にあこがれを抱かせてくれた友人にもひそかに感謝しています。